やんばる食×文化フェスティバルは、沖縄県北部「やんばる」の食と文化の歴史、様々な地域や国との繋がりを「見て・聞いて・味わう」体感イベントです。
沖縄県北部には豊かな自然の恵みがあり、それらに根差した芸能や行事、生活民具が数多く存在しています。
ですが、過疎化と高齢化によって、地場産業の農業も、また所縁ある伝統的な文化も、後継者不足・途絶の危機にあるのが現状です。
その一方、やんばるの<食>に光を当てようという動きが活発になってきています。
やんばる食×文化フェスティバルは、この動きに歩を合わせ、食にまつわる様々な<文化>への関心を高め、地域の魅力をさらに多様かつ鮮明にする、【やんばるDMO(Destination Management Organization)】実現の第一歩としたいと考えています。
特に次代を担う子供たちや若い世代に対し、豊かな〈学び〉の場の創造を主眼とします。
2018年1月21日 第1回のイベントでは、<稲作><泡盛>をテーマに、芸能とトークを組み合わせたプログラムと、やんばる地域ならではのフードマルシェを企画。県内から多くの方にご来場いただきました。
2018年12月16日 第2回は<やんばる地域と台湾の食と文化の交流>をテーマに、パイナップルなどの農産物や竹といった実は台湾からもたらされたものに着目し、フードマルシェやワークショップを展開。ホールでは台湾アミ族のアミスオーケストラのコンサートを開催しました。
2020年1月19日 第3回は<やんばる×移民>をテーマとし、移民劇「伊芸銀勇物語」の上演、フードマルシェやコーヒーワークショップも沖縄移民と関係が深い南米地域に焦点を当てて行いました。
これまで毎年、宜野座村がらまんホールで開催してきたやんばる食×文化フェスティバルですが、2020年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場ではなくオンラインでの開催となりました。
第4回のテーマは「やんばる食文化フェス!~映像で伝える つなぐ~」とし、”海の恵み””山の恵み”などの各種テーマに沿った映像づくりを行います。YouTubeでの映像発信によって、より多くの方々にやんばる地域の魅力を感じていただきたいと思っております。
主催:やんばる<食×文化>発信イベント実行委員会
共催:宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会(がらまんホール)
<お問い合わせ>
宜野座村文化センターがらまんホール
TEL:098-983-2613 / E-MAIL:garamanhall@gmail.com