沖縄県産もずくを世界の食卓へ:高専生が新たな価値を創造!

 

やんばるは名護市辺野古にある沖縄高専では、15歳の入学時から「興味があること」についての研究を始めることができます。「創造研究」という名の授業科目で、毎年約300名の学生たちが60数名の教員(博士)の指導の下、研究活動に取り組みます。

今回紹介する研究は本科2年生のチームが「沖縄県産モズク」をテーマとしたもので、次の点が大いに独創的です。

①日本人は「日本人に特有の腸内細菌でモズクを栄養に変えることができる」点に注目していること

②モズクをたくさん食べている沖縄県人からこの腸内細菌を分離し、利用しようとすること

③沖縄県産モズクにこの腸内細菌を組み合わせて独自の機能性食品を開発し、モズクを栄養価のある食品として全世界に提供しようとすること

未来のサイエンティストたちに向けて、沖縄県民のみなさんからエールをお願いします。

(2020年度REHSE「高校生による環境安全とリスクに関する自主研究活動支援事業」に参加)